※この記事のサムネイルの桜の公園はロケ地ではありません。
ストーリー順にロケ地の43ケ所を紹介しています(推察も含みます)。ロケ地の説明について最初はネタバレしないよう気を付けて書いていましたがだんだん表現が難しくなったためそのまま書いています。よってもろネタバレしますので映画を観て無い方はご注意のほどお願いします。
あと少々細かく、くどくなってしまったところも有りますがそこは読み飛ばしてくださいませ。
とにかくロケ地豊かな映画でした。
こちらは完全版をもとにしたロケ地紹介です、ご了承ください。因みに2023.10.20(金)にTVで放送されたとのことですが、9分ほどカットされて放送されていますのでこのサイトの写真を見て「こんなシーンあったかな??」となったら読み飛ばしてくださいませ。
【主なロケ地】以下以外の所も本文に出ています。
☆茉莉(小松菜奈)が礼子(安藤聖)さんの葬式で桜並木をビデオカメラにおさめていたところ
☆茉莉が和人(坂口健太郎) と富田タケル(山田裕貴)に呼び出され、和人の退院祝いをしていたお店
☆【推察】茉莉が友達の沙苗(奈緒)から紹介され、訪れていた出版社
☆和人が茉莉にこの前の鍋会のあとのことについて詫びながら歩いていたところ、茉莉が昏倒してしまったところ
☆想いを伝えようと駆け回った和人が茉莉を見つけ、駆け寄った跨線橋
☆2018年のシーンで街行く和人が覗き込んでいたジュエリーのショーウインドー
▼作中のシーン👉そのシーンのロケ地👉地図👉現場画像 の順でストーリーに沿って紹介します。
☆高林茉莉(小松菜奈)が訪ねていた、茉莉と同じ病気で入院していた礼子(安藤聖)さんの病室👉宮城県仙台市泉区紫山2丁目1−1 JCHO仙台病院👇エンドクレジットより
👆左下の□を押すと地図と航空図が入れ替わります。
👆4階南側フロアの病室で撮影は行われ、病室から桜が見えるように3階の屋上部分に桜の木を運び入れ、照明用に足場も組まれたそうです。
作中、仙台の病院設定ではないため窓からの景色はCGとなっているそうです。(せんだい・宮城フィルムコミッションHPより。)
☆茉莉(小松菜奈)が礼子(安藤聖)さんの葬式で桜並木をビデオカメラにおさめていたところ👉東京都文京区本駒込3丁目19−17 諏訪山吉祥寺👇 エンドクレジットより
👆赤マークは車いすに乗った茉莉が居たおおよその位置です。ここのお寺は中央線沿線の街「吉祥寺」のネーミングの由来となったお寺ですね。
☆退院した茉莉(小松菜奈)が家族とともに自宅に向かう途中にスカイツリーを見ながら渡った橋👉東京都墨田区横網2丁目 ~台東区蔵前2丁目 蔵前橋👇 東進
☆退院した茉莉が友人らと待ち合わせたデッキ👉東京都台東区上野7丁目1付近 上野ペデストリアンデッキ 茉莉が座っていたのはジュエリーブリッジの台座?👇
👆赤い大きなモニュメントは「ジュエリーブリッジ」と呼ばれているのですが、作者、制作年不明です。
☆茉莉が待ち合わせた友人3人らと退院祝いをしていたカフェ👉東京都渋谷区恵比寿西1丁目8−2 207 Pile Cafe Ebisuパイルカフェ恵比寿👇 エンドクレジットより
👆2Fです、「喫茶室 とし」さんの上ですね。後のシーンでこの4人が美弥(上原実矩)の結婚祝いをしていたのもここですね。
☆4人が解散したところ👉東京都台東区上野7丁目1 上野ペデストリアンデッキ👇
👆解散したのは画像中央付近、その後茉莉は親友の藤崎沙苗(奈緒)と二言三言かわし、右手の階段を降りて行きます。美弥(上原実矩)とサオリ(三浦透子)は駅に向かうため左のスロープを上がっていきます。
☆同窓会に出席する茉莉が乗った、父・高林明久(松重豊)の運転する車が走っていた静岡県内👉 静岡県御殿場市竈 裾野バイパス👇 北進
👆車は向こうからこちらに走っています。三島とは逆方向ですが・・・。「山九 御殿場物流センター」がヒントでした。
☆三島に着いた茉莉と父・明久が歩いていた川の中の遊歩道?👉静岡県三島市南本町3 源兵衛川
☆同窓会に行く茉莉を父・明久が見送って別れたところ👉静岡県三島市広小路町13 お休み処本町大中島自治会の前あたり👇
👆茉莉は右手(奥のほうに)微笑みながら去っていきます。明久は心配そうに手を振って見送ります。
☆茉莉が三島で参加していた同窓会会場👉静岡県三島市広小路町13−6 2階 焼肉 藤吉郎の隠れ家👇
👆同窓会の1次会終了後、茉莉と真部和人(坂口健太郎)はこのバス停の裏で話します。階段下が2人で座りこんで話していたところです。
画像は古いものなので「居酒屋GOTEN」の看板が階段の上にまだ映っています。今は違うお店に変わってしまっています。
☆会社の面接を受けた後、茉莉がひとり座ってたたずんでいたところ👉東京都港区港南2丁目16 品川セントラルガーデンの石製ベンチ👇
👆周囲の風景から見て、茉莉が座っていたのは画像中央の石の腰掛の向こう側(奥側)と思われます。 ここはドラマ「デート」でも主人公・巧(長谷川博己)の面接後のシーンとして使われていましたかね。面接後のロケ地定番??
☆真部和人(坂口健太郎)が入院した病室はこちらの6F病室、リハビリで病院に来ていた和人(坂口健太郎)が、診察室に向かう茉莉と付き添いの母・百合子(原日出子)を見かけるシーンは同じ病院のエントランスホールで撮影されました。 カメラに映る範囲にソファーや再来受付機、受付カウンターなど制作側で準備した美術セットが設置され、病院のロビーが再現されたとのことです。(せんだい 宮城フィルムコミッションHPより)
※病室、病院内については末にリンクを貼っております。
☆茉莉の家のシーンの前に空撮されていたところ👉東京都台東区今戸1丁目1−10 台東リバーサイドスポーツセンターの上空あたりから墨田区役所方面(南方面)を見た景色。
茉莉の自宅のロケ地は調査中ですが、判明しても載せられないかもです。。。
☆茉莉が和人(坂口健太郎) と富田タケル(山田裕貴)に呼び出され、和人の退院祝いをしていたお店、和人がバイトを始めたお店👉東京都江東区常盤2丁目11−1 新光社ビル 三徳👇 エンドクレジットより
👆こちらは何度か行ったことあるにもかかわらずエンドクレジット見るまで気づきませんでした。。。美味です。普通に定食も何種類かあります。
☆茉莉と和人が富田タケル(山田裕貴)の乗ったタクシーを見送ったところ👉 東京都練馬区南田中3丁目31 西武池袋線・練馬高野台駅付近にある薬師堂橋のそば👇
👆タケルの乗ったタクシーが停まっていたのは画像中央・下の段付近です。
☆茉莉と和人がタケルの乗ったタクシーを見送ったあと2人で歩いていた桜並木のある道👉同じく東京都練馬区南田中3丁目31 薬師堂橋のそばの桜並木👇
👆画像の赤マークから左手(西)に向かって歩き始めます。
👆2人は画像中央付近から遊歩道を右手に向かって歩き始めます。シーンは夜、綺麗な夜桜です。バックに松任谷由実「満月のフォーチュン」が欲しい感じです。
👆こちらの画像中央付近で桜吹雪に見舞われたとき、お互いの瞳をじっと見つめ合います。 銀色のエンジェルが矢を放つ前の永遠の一瞬※1・・・
(※1 作詞作曲:松任谷由実 1990年 アルバム「天国のドア」からの引用))
ここは後の昼デートのシーンでも使われています。その時は逆方向に歩いていました。また、和人がひとりで来たりもしています、その時はこのシーンと同じ方向に歩いています。
☆【推察】茉莉が友達の沙苗(奈緒)から紹介され、訪れていた出版社👉東京都新宿区新宿1丁目10−1 文芸社👇
👆たぶんエンドクレジットにあるこちらでほぼ間違いないと思うのですが、窓の外の景色がイマイチはっきりせず(確認できたのは向かいのビル避難器具の▼マークだけ)、一応【推察】とさせていただきました。
☆茉莉、和人、沙苗、タケルの4人で夏に訪れた砂浜👉静岡県下田市吉佐美 入田浜海水浴場👇 下田市役所 映画公式HPにありました。
☆茉莉、和人、沙苗、タケルがお花見していたところ👉千葉県柏市布施2005−2 あけぼの山農業公園👇 映画公式HPより
☆茉莉らが花火を見るために乗っていた屋形船らしきものが通っていたところの映像 は恐らく蔵前橋下あたりの隅田川を上流に向かって👉東京都墨田区横網2丁目 ~台東区蔵前2丁目ですが、橋の下を通っていたのはドローンぽい映像ですね!?・・・
☆茉莉、和人、沙苗、タケルがお参りしていた神社👉東京都足立区千住宮元町24−1 千住神社👇 エンドクレジットより
👆後のシーンでは2人で来ていますね。
☆茉莉の姉、桔梗(黒木華)が結婚式をあげていたところ👉神奈川県小田原市根府川583−1 ヒルトン小田原リゾート&スパ👇 エンドクレジットより と言いたいですが、文字が小さくて見えず、、、ヒルトンのいくつか閲覧しました、恐らくここで間違いないでしょう・・・
☆茉莉、和人、沙苗、タケルの4人で鍋をしていた和人のマンション(の外観?)👉 東京都台東区今戸1丁目2−13 大津屋第1ビル👇 と地図にはありますが、建物には「大津屋ビル」「東京マンション」ともあります。
👆正直このシーンでは全く分かりませんでしたが、後のシーンでマンション屋上からから見える台東リバーサイドスポーツセンターが手がかりでした。部屋番号は作中で「403」と出ていましたがここのマンションかどうかは不明です。
☆上記の鍋会のあとの雨降る帰り道、茉莉が泣きながらスカイツリーに向かってひとり歩いていたところ👉 東京都台東区東浅草1丁目4−9 台東区立 山谷堀公園👇 南東進 スカイツリーをもとに捜索しましたが恐らくここかと。。
👆茉莉は公園内の歩道を左手から右手に歩いています。
☆和人が茉莉にこの前の鍋会のあとのことについて詫びながら歩いていたところ、茉莉が昏倒してしまったところ👉東京都台東区上野公園8 屏風坂通りの歩道を東進👇
👆2人は向こうからこちらに歩いてきました。バス停がヒントですかね。上野もここの地区は非常にアカデミックで芸術のかほりがするエリアですね。そばに上野恩賜公園があります。
☆茉莉、沙苗、サオリが美弥と三浦アキラ(井口理)の結婚祝いをしていたのはこちら
☆茉莉が一人でやけ食いしていたのは店内の提灯からしてエンドクレジットにある居酒屋チェーンの「鳥メロ」なのですが、店舗不明で、特定に少々時間かかりそうです。
☆バイト先の居酒屋をあがらせてもらった和人が茉莉に会いに行くため走って渡っていた橋👉欄干の形、遠くに見える清洲橋の角度からいってここですかな、東京都江東区清澄2丁目14−9 萬年橋👇
☆その後、和人が駆け下りてきた階段👉東京都北区東田端1丁目17付近 JR田端駅南口付近👇
👆シーンは夜です。ここも何かで見た記憶が…天気の子??
☆【推察】さらにその後走って横断していたところ👉おそらくですがここです、東京都荒川区西日暮里2丁目19−4 JR日暮里駅東側ロータリー👇
👆正確な位置は分からないのですが、右から左へ渡っています。
☆やっと和人が茉莉を見つけ、駆け寄ったところ👉東京都荒川区西日暮里2丁目19−1 JR日暮里駅 ビューアルッテ 南改札口付近👇
👆2人が話し、抱き合ったのは画像中央付近ですね。
☆皆で年末カウントダウンをしていたのは渋谷スクランブル交差点👇
☆和人と茉莉が茉莉の27歳の誕生祝をしていたところ👉東京都新宿区神楽坂1丁目9 CANAL CAFE👇 エンドクレジットより
☆茉莉と和人が野菜を選んでいた青果市場👉東京都葛飾区亀有3丁目20−7 亀有食品市場👇 作中電話番号より
☆その帰りに手をつないで歩いていたところ👉東京都台東区谷中5丁目11 道路👇 西進
👆2人は向こうに向かって歩いています。最後のほうのシーンで和人が夜明けに自転車で茉莉の病室に向かうために走っていたのもここですね、その時は向こうからこちらに走っています。
👆その先の路にはつないだ手を振り上げて通ったポール。ここも写真撮ったのですが人がとんでもなく多くとても作品の情緒を感じさせるものではないためストリートビューで。。。消しゴムマジックでどうにかなる騒ぎじゃないほどの人ですた。。。(笑)
☆映画のポスターで茉莉と和人が座っていたところ👉東京都荒川区西日暮里3丁目10付近
☆【推察】出版社での打ち合わせシーンのあと茉莉がひとりたたずんでいた、銀杏の葉が舞い降りるベンチ👉おそらくここです、東京都台東区上野公園8👇
👆人が居ないほうのベンチの向かって左側の席ですかな。ベンチの脚の部分のデコレーションと、周辺画像、このうしろで先の茉莉と和人が話し合うシーンが撮影されたという事実のみで判断したので、ここもすみませんが【推察】ということで。
👇2つのシーンの位置関係はこんな感じです。
☆茉莉と和人が2人でお参りした神社はこちら
☆2018年のシーンで街行く和人が覗き込んでいたジュエリーのショーウインドー👉東京都台東区上野5-26-1 ビジュピコ上野御徒町本店👇
👆御徒町は宝石の街です、山梨ナンバーの車を見かけますね。。。
☆茉莉の原稿を読んだ沙苗(奈緒)が泣いていた出版社の部屋は文芸社(こちら)の南側道路に面した部屋かと。
☆茉莉と和人が来ていたゲレンデ👉長野県北佐久郡軽井沢町 軽井沢プリンスホテルスキー場👇
👆赤マークは2人がソリをしていたところです。
☆茉莉が和人に病気の真実を告げたところ👉長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1016−75 軽井沢プリンスホテル イーストコテージ590👇 映画公式HPより
👆作中画像見るにこの辺りかと。
☆空撮されていた茉莉の入院している病院の外観👉同じJCHOでも今回はこちらでしたね、 東京都新宿区津久戸町5−1 JCHO 東京新宿メディカルセンター👇
☆和人がオープンさせたお店「まつり」👉東京都世田谷区奥沢4丁目28−4 丸岡ビル 1F 炭火焼鳥 太美屋👇 エンドクレジットより
☆茉莉が空想の中で訪れた海は既出のこちらかと。同じく空想(回想?)の中で訪れた展望台は東京スカイツリー天望デッキ👇 ここは展望でなく天望のようですね。
☆茉莉が空想の中で結婚式を挙げていたのはお姉さんが結婚式を挙げたチャペルと同じで既出のこちら
☆【推察】空想の中で子供を遊ばせていた公園のようなところは既出のこちらとしかイメージできません。。。
☆和人が夜明けに自転車で茉莉の病室に向かうために走っていたところその①はこちら、その②は【推察】ですが👉 東京都台東区上野公園13−13 東京国立博物館前の屏風坂通り👇 東進
👆向こうからこちらへ走っていました。
☆その③は調査中で、その④はこちらです👉蔵前橋の自転車専用車道を東進。
☆和人が茉莉と面会したシーンの後、空撮されていたのは谷中霊園👉東京都台東区谷中7丁目5−24
☆和人が茉莉の遺著「余命10年」を求めに行った書店👉東京都中央区八重洲2丁目5−1 八重洲ブックセンター 本店(閉店)👇 エンドクレジットより
👆まだストリートビューには残ってました。街区の再開発計画に伴い、2023年3月31日(金)をもって営業を終了。 ですが、街区の再開発事業にて建設予定の超高層大規模複合ビル(2028年度建物竣工予定)への将来的な出店を計画されているようですね。(HPより)
☆最後のシーン、和人がひとり訪れた桜並木はこちら 最初に2人で通った方向に歩いています。
あの時のように突然の桜吹雪・・・茉莉がお別れを言いに来たのかな。。。
~あとがき~
この作品では冒頭付近に出て来る、夜の桜吹雪のシーンがとにかく印象的でした。
松任谷由実さんの「満月のフォーチュン」という曲(1990年ぐらいの歌)があるのですが、その歌詞の中に「銀色のエンジェルが矢を放つ前の、永遠の一瞬がふたりの始まり(※2)」というくだりがあるのですが、まさにそんなシーンをイメージさせる映像でしたね~
他にも「動き出すフォーチュンに飛び乗る勇気を 確かめるまなざしが二人の始まり(※3)」なども・・・
※2、※3ともに(作詞作曲:松任谷由実 1990年 アルバム「天国のドア」からの引用)
この映画の季節的にもぴったりですね👇「満月のフォーチュン」※一応リンク貼りました。
「余命10年」のロケ地紹介はこれでおしまいです。長々とお付き合いいただきありがとうございました。
追加の情報が見つかったらまた掲載させていただきます。
※スマホでホーム画面を上下に少しスクロールすると出てくる画面右下のサイドバーをクリックすると、ドラマがあいうえお別に分けられています。 PCでは作品名がホーム画面右のカテゴリーにあります。宜しければ他のドラマのロケ地もどぞ。
👇せんだい・宮城フィルムコミッションHP 病室の撮影の様子など・・・
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