2025.3.23更新 写真追加
知らない彼女(カノジョ)…ロケ地に興味がある映画だったので久々にレポートしてみます。ロケ地にそそられての鑑賞でしたが内容も良かったです。
※この記事が思いのほかの閲覧をいただき焦って2回目を見てきました。
ミナミの事務所が入るビルの誤記をしていました、すみません。
なんかどこかでみた世界観かと思ったら『きみの瞳が問いかけている』『坂道のアポロン』『思い、思われ、ふり、ふられ』などと同じ監督さんなのですな。ストーリー的には少々強引すぎる感じもしましたがなかなか随所にじわんとくるものがある作品でした。
※写真は全て自分で撮影したものですが、この映画のロケ地ということで撮影したものはわずかなのでシーンとの時間的ずれがあったり、やや古いものもあります。
ここの場所いいなあと撮ったらのちに“映画に登場〟のパターンが多いため、映画のシーンで撮られていた構図とは限りません、ご了承ください。
※ネタバレあります ご注意ください。
ロケ地はストーリー順に並べたつもりですが映画館で見た記憶で作ったものなので順序が違っていたり、その他間違いがあるかと思います。サブスクリプションなどで配信されたら随時補正しますのでご了承のほど。
▼作中のシーン👉そのシーンのロケ地👉地図👉現場画像 の順でストーリーに沿って紹介します。PCで閲覧していただくとより臨場感が出ます。
※知らないカノジョは2021年に日本で公開されたフランス映画『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』(2019年製作)を、舞台を横浜に移してリメイクしたファンタジック・ラブストーリー だそうです。
☆冒頭の戦闘シーンのロケ地は福島県いわき市のヘレナ国際カントリー倶楽部内に作られたセットのようです。
👆カントリー倶楽部のどこにこのようなセットが作られたかはナゾですが。
☆リクと梶原が並んで建物から出てきたシーンで大学の在校生が新入生勧誘のビラを配っていた、神林リク(中島健人・以下リク)、梶原恵介(桐谷健太・以下梶原)、前園ミナミ(milet・以下ミナミ)の通う大学の建物👉東京都渋谷区渋谷4丁目4−25 青山学院大学 青山キャンパス 間島記念館👇
👆ここはのちの夜のシーンで、警備員に追われたリクとミナミが最初に逃げるシーン、第二の世界のリクとミナミが想い出散歩?するシーンでも使われています。
リクがミナミにノートを返されたところはもう少し北方向に行ったこちらのような・・・👇
☆夜のシーン、大学教授からノートの奪還に成功したリクが警備員に追われ逃げ込んだ講堂👉 東京都練馬区豊玉上1丁目26−1 武蔵大学 学園大講堂👇ここでリクとミナミは運命の出会い…
☆夜のシーンでリクとミナミが警備員から逃げていて、穴が開いた金網フェンスからリクが逃げ出すシーン(ここで2人はいったん離れ離れに)👉千葉県千葉市稲毛区轟町3丁目59−5 千葉経済大学👇
👆教室のシーンもここで撮られたようです。リクがくぐった金網フェンスの場所は多分ここかな・・・というところはあるのですが、はっきりした画像があるわけでないため確定できず・・・。
☆トワイライトのシーン、リクがミナミの路上ライブを見ていた海の中の公園👉神奈川県横浜市中区海岸通1丁目 象の鼻パーク 象の鼻の真ん中あたり👇


ミナミを見つめるリクのバックに映る マリンタワー …いいですね。




後日、第二の世界の昼のシーンでリクとミナミがエッグタルトを食べていたのもここですね。2人は浮き輪あたりの柵にもたれかかったりして・・・



※作品中随所にリクが「あれはああいうことだったのか」と気付き涙したあとミナミが「だからなんでそんなすぐに泣くの??(笑)」みたいな展開があっても面白かったかもですね。

☆リクの部屋の内観は埼玉県新座市馬場2丁目5−29 「RIMATE A Studios」内のセットとのことです👇
☆夜のシーン、リクとミナミが歩きながら話していて、そのやり取りで2人の距離がぐっと縮まった川沿いのボードウォーク👉神奈川県横浜市中区本町6丁目64付近 大岡川夢ロード👇






☆リクとミナミが手をつなぎながら駆け抜けた横断歩道👉神奈川県横浜市中区日本大通 恐らく横浜開港資料館交差点👇

※ここはちょっと納得できる画像がなく二転三転しましたが、 結局ここに落ち着きました。 サブスク配信などされたらもう一度 じっくり見てみようと思います。



☆リクとミナミが居た中華街その①👉神奈川県横浜市中区山下町148 たぶん中華菜館 同發別館前👇

☆リクとミナミが居た中華街その②👉神奈川県横浜市中区山下町 中華街 市場通り👇
👆2人はタピオカミルクティーらしきものを片手にこちらに向かって歩いていましたね。
☆リクがミナミと一緒に原稿を投函しに行ったポスト👉ここは映像見た限り日本大通り濃厚なのですが、ここの通りにポストは無く、、ポストがVFXか、はたまたシーンの背景全体がVFXかもです👇
👆画像中央付近??
☆リクがミナミと言い争ったあとにバーに行く途中、満月を見ながら渡っていた橋👉神奈川県横浜市中区宮川町3−11 宮川橋👇ここはもうロケ地ではお馴染みの橋ですね。


橋渡った右手に 都橋商店街(2階建ての建物に小さな飲み屋がたくさん)、後の昼のシーンでリクと先輩の梶原が酔っ払いながら歩いていたところですね。

☆リクとミナミが写真を撮っていたところ👉神奈川県横浜市中区新港2丁目1−4 アニヴェルセル みなとみらい横浜👇




撮影中に電話に出るリク、ミナミは少し寂しそうな表情。






☆ミナミの所属事務所が入るビルの外観👉東京都目黒区中目黒2丁目9−13 スタンレー電気本社ビル👇
☆リクの勤める文報社のエントランス?と内観👉東京都中野区弥生町5丁目6−11 日本ヴォーグ社👇
👆こちらは出版社ですよね、実際の編集部のフロアや会議室などが使用されました・・・とのことです。後のシーンでリクと梶原が屋上で語らうシーンがあるのですが、それもここの屋上かなと。
☆リクが第二の世界で初めてミナミと対面して声を掛け、その後のやり取りでちょっと危ないファンだと思われてしまったところ👉神奈川県茅ヶ崎市茅ヶ崎1丁目1−14 株式会社茅ヶ崎エフエム(EBOSHI RADIO STATION)エントランス前です👇
☆エントランスでのミナミとのやりとりのあとリクがマルチビジョンに映ったミナミをぐるりと見まわしていた交差点👉東京都港区北青山3丁目6−12 表参道交差点👇
👆このオリンピックの映像が出ているビジョンに歌うミナミが映し出されていました。
☆ミナミの祖母・和江(風吹ジュン)のいるホーム👉千葉県勝浦市興津1920 ホテルブルーベリーヒル勝浦👇
☆【推察】リクの住むマンション👉おそらくここです、神奈川県横浜市青葉区千草台34-18 千草台谷本マンション👇
👆リクの部屋は3階の一番左でしたかな。ここはロケ地としてよく出ますね、ストリートビューに映りこむはロケハンの方々かな??
☆なんとかミナミと話せる運びとなったリクがミナミにインタビューしていたカフェ👉東京都新宿区霞ヶ丘町14−1 1F カフェ・シェーキーズ 外苑信濃町👇





面白いカフェだと思います、外から中を見ると普通の感じのカフェですが、中から外を見ると雰囲気は変わって、緑に囲まれたカフェで外の席はオープンエア感がアップ。。。
場所も「明治神宮外苑信濃町休憩所」というクラシカルな名前の建物にあります。JR信濃町駅からすぐのところにあります。
ここは行ったことあったのですが、作中でリクのバックに映る「国立競技場」の案内表示が無かったら恐らくわからなかったかと。
因みにピザ&ポテト食べ放題のチェーン店・シェーキーズとは違います、と思います。。
☆夜のシーン、少し距離が縮まった第二の世界のリクとミナミが語らっていたレストラン👉 神奈川県横浜市中区山下町279 産業貿易センター 前(山下公園の西端です) The Wharf House Yamashita Koen



リクとミナミが居たのは写真中央付近に作られた席かと。






☆【推察】その後リクとミナミが自転車に2人乗りし、みなとみらいの夜景をバックに走るシーンがあるのですが、バックの夜景はこんな感じ👇

なので大さん橋付近なのかな・・・あるいはVFX??
☆リクが梶原などと良く行くバー👉神奈川県横浜市中区山下町276 浜田ビル 1F MINTON HOUSE👇



☆酔っ払ったリクが先輩の梶原(桐谷健太)に支えられながら歩いていたところ👉神奈川県横浜市中区野毛町1丁目11野毛都橋商店街ビル(ハーモニカ横丁)の前の道路👇


突き当りを左折した先にある橋が満月の夜にリクが渡っていた橋です。。


☆ミナミがコンサートをしていた会場👉神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目10 横浜アリーナ👇



☆【推察】梶原がスキャンダル?を起こしたリクを連れて行った海辺の梶原の家👉 千葉県富津市笹毛68−15 Sumera Resort Shinmaiko スメラリゾートシンマイコ(もと「スミスのいえ」?)
👇 すみません、ここは推察です。たぶんここかな・・・と言った感じです。
撮影当時ここは「スミスのいえ富津新舞子 (2024年9月閉店)」として使われていたのかな?? ストリートビューで過去にさかのぼってみるともとは個人宅の様子ですね。
☆ラストシーン、ミナミが海外に発つ前に最後のライブをおこなったところは武蔵大学 学園大講堂👇こちら
☆最後のライブの時の、リクが完成した原稿を届けたミナミの控室、ほかや廊下は👉神奈川県横浜市港北区大倉山2丁目10−1 横浜市大倉山記念館 1F 👇
👇新横浜に用事があったので立ち寄って撮ってきました。

よくロケ地に使われますね、最近では「弁護士ソドム」に登場かな

ここは面白い作りで、写真の入口から入ったところは2階です。控室として使われたところは1階なので入口から入って大階段の裏にある階段を降りる感じです。

内部は資料館などもあり無料で自由に見学できます。日・月・祝日はダメかな??要確認です。

第10集会室とありますが こちらは 一番大きな集会室で50名ほどの収容が可能だそうです。

田所「なんだ、まだうろついてたのか・・・」の様なセリフだったかな??




※この記事の終わりに大倉山記念館のその他の写真載せてみました。
☆ライブのあとにミナミがリクを探していたところ👉東京都新宿区戸塚町1−104 早稲田大学 大隈記念講堂👇
☆会場を後にしたリクにミナミが追い付き、2人が話していた欧風の廊下のようなところは大隈記念講堂の北側(大隈庭園側)にある廊下👇




ライトアップされた廊下はロミオとジュリエットに出て来そうな雰囲気。ミナミの最初のセリフも「どうして?」だったのがなんとも。






ロケ地の紹介はこれでひとまず終わりです。
ここまでヲタク趣味にお付き合いいただきありがとうございます。
この作品はなにか劇中で出て来るセリフがかなり予想できたというか自分もこう言うかな!?の点が多く共鳴できてしまいました。
ロケ地の観点から観ると、自分はついつい「ここのシーンはここの場所を使って欲しかった・・・」と思ってしまうことがあるのですが、この作品は(まあいろいろなしがらみもあったのでしょうが)それも殆どなくそちらも共感してしまいました。
リクとミナが語らった夜のレストランのシーンはあそこ以外だと、大さん橋のサブゼロ、赤レンガのどこかのレストランもありですかな、横浜クルージングクラブとかも。
ミナミが酒場で弾き歌いするシーンは在りし日の「ウインドジャマー」なんかでも最高ですね。
リクが行きつけのバーは、横浜のあの界隈だとケーブルカー、ノルゲ、ゾルバなどのそれっぽいバーもありますけどこれまた老舗のミントンハウスでしたね。馬車道のピルグリム ナインティーンス クラブなんてのもありますけど。(名前似てますがこのサイトとは関係ありませんです(笑))
あとはまだまだ不明なロケ地がいくつかあり調査中です、また映画を観る機会があり、新たに判明した場所が出てきましたら追記させていただきます。
※スマホでホーム画面を上下に少しスクロールすると出てくる画面右下のサイドバーをクリックすると、ドラマがあいうえお別に分けられています。 PCでは作品名がホーム画面右のカテゴリーにあります。宜しければ他のドラマのロケ地もどぞ。
【番外】『大倉山記念館写真ギャラリー』
最後に数々の作品に登場する大倉山記念館の写真をいくつか。



1階に降りる階段(リクとプロデューサーの田所がすれ違った階段)はこのうしろにあります。








2階から見上げたときに像と目があってドキッとしたんですが 、下から見上げるとこの像のうちのどれか一体と目が合うような角度になっているそうです。





(おしまい)
コメント