2020年末と2021年末にNHKで放送されたドラマ版「岸辺露伴は動かない(荒木飛呂彦先生原作)1~6話」のうち4~6話分
「ザ・ラン」 「背中の正面」 「六壁坂」の神奈川・千葉・東京・静岡・山梨におけるロケ地をアップしてみました。
このドラマの崇高とも言える美術と演出の世界をロケ地という観点で見てみましょう。
ただ、中にはロケ地だからと探訪して撮ったわけではない写真や(特に)動画もあり、イメージを損なってしまうかもですが、その際はご容赦下さい 。
※PC で見ていただけるとより臨場感があります。
※巻末にここに出てくる主なロケ地への行き方ガイドを載せてみました、これを参照すれば地図を見なくてもロケ地に行ける・・・ハズです。
露伴(高橋一生)の家、アトリエ、、というか露伴邸については以下ご参照ください。
第4話 ザ・ラン
☆子供3人がオープンエアのカフェを覗き込んで露伴にサインをもらおうとしていたところ
山手十番館のガーデン 神奈川県横浜市中区山手町247 山手十番館庭内👇山手資料館の敷地は 山手十番館庭内 だったのですね。
👆この上の■を押すと地図と航空写真が入れ替わります。
☆泉京香が露伴と待ち合わせたところ⇒山手十番館のガーデン 上のほうに記載あります。
☆ガーデンカフェを出た 露伴と泉京香(飯豊まりえ) が露伴の家に向かって歩いていた階段⇒神奈川県横浜市中区1丁目・元町公園の西側にある階段 額坂👇
この階段、ストリートビューでは出てこないので実際に降りてそのあと登ってみますた。宜しければ動画でどぞ👇
☆露伴が通っており橋本陽馬( 笠松将)と出会ったスポーツクラブ⇒東京都港区芝浦4-20-3 ブルームタワー1F NAS Wellness & Spa CLUB芝浦アイランド👇
☆スポーツクラブを出た橋本陽馬( 笠松将) が走っていた橋⇒東京都港区芝浦22 渚橋👇 スポーツクラブから北東へ200mってところですかな。
👆最初は北西に向かって走っていました、その後もう一本北にある橋を戻る感じで走っています。
👆向こう側から手前に向かって走っていました。
👆その後反対側の橋を戻る感じで走っていました。画像では向こうから手前に走っていました。
別の日と思われるシーンではこれらとは逆に走っていましたね。
☆橋本陽馬( 笠松将) が夜中に走っていた工場地帯⇒ここです、神奈川県川崎市川崎区浮島町(株)三興 浮島事業所前の道路👇 割と有名な工場夜景地です。
👆赤いマークのあたりを北東(地図で言うと右斜め上)に向かって走っていました、シーンは夜です。
。【余談】ですが、皆さんは「テクノスケープ」という言葉はご存知でしょうか?
古くは「工場景観」「産業景観」などと呼ばれていたもので工場やコンビナート、ガスタンクやクレーンなど人が作り出す構築物の美しさや芸術性を感じ取る考え方で、そこから、「景観の価値というものは、作り手ではなく見る人がその価値を決めるものだ」という概念が派生しました。
工場などは実質的な機能のみを追求して設計され、夜間のライトも安全性を保つためだけに点けられているのに、それが見る人のこころを動かし幻想的な世界へと導く・・・不思議な魅力がありますね。
車などでの工場夜景ツアーならこの付近はメッカでしょう。。自分も昔ここと近くの工場夜景を見に行ったことあります。
※この周辺のその他の写真は巻末【番外】にてどぞ❕
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☆橋本陽馬 ( 笠松将) がジョギングの途中で「邪魔だなあ」と自転車を蹴っ飛ばしたところ⇒神奈川県川崎市宮前区宮前平1丁目4−29付近 宮前平第二公園と東急田園都市線・線路の間にある道👇
👆自転車は画像中央の電柱の手前にありました。
【番外】☆橋本陽馬 (笠松将) が走っていた山中⇒千葉県市原市柿木台573 柿木台第二トンネル👇 ちらっと見た5ちゃん情報です(汗)。裏がとれてないので番外とさせて下さい・・・
👆手掘りのトンネルということですが。。。シーンは夜です。
☆橋本陽馬 (笠松将) が夜中に走っていた山中の石段⇒千葉県安房郡鋸南町と富津市との境に位置する鋸山の石段👇 クレジットタイトルに市原市、富津市とありましたね。
千葉県安房郡鋸南町と富津市との境に鋸山(のこぎりやま)という標高329.5メートルの山があります。 そのふもとのロープーウェー乗り場から南東に250mほどのところに、鋸山最古の登山道と言われ、地図にも載っていない登山ルートがあります。 その入口付近です。
👇動画はこちらです。やや古いですが・・・宜しければ(歯車マークの左にある)字幕ボタンを押して字幕付きで御覧下さい。
※この石段の入口は規制されてましたが、(一応)貼り紙の会社に電話したら「そこは個人の責任でお願いします」とのことなので登ってみました。
写真では伝えられないかもですがかなり危ないので行かないほうが良いです(お前が言うなよと言われそうですが)。ホント危険です。
第6話「六壁坂」で子供が転んで頭を打つシーンがありましたが、まさにそうなる感じです。階段は苔と水分でつるつる滑ります。
そしてすり減ってるんだか何だかわからないのですが、段が下に向かって傾斜してるとこがあります、すってんころりんといっちゃってーと言わんばかりに(怖)。
作中では普通に階段を走って登ったりしてましたが役者魂というか~スゴイですね。
あと虫よけスプレーのおかげで免れましたがやぶ蚊もたくさんです。
※まさに行かれる方は自己責任で。土砂崩れや落石も多そうですし、雨が降ったり止んだりの夏は危険度MAXです。
しかしながらこの「ザ・ラン」ではただのジョギングというかロードワークのシーンを、工場夜景をバックに走らせたり、暗闇の山中のトンネルを走らせたり、はたまた夜の山中の石段を登らせてみたりして徐々に現実の世界から黄泉(よみ)の国へといざなう といったような演出が感じられますね。(※ヨミの語源は山という説もあります。)
制作サイドのこだわりとセンスが光る秀逸なシーンだと感じました。
☆最後のシーンで露伴と泉京香が露伴邸に向かって歩いたところの背景⇒神奈川県鎌倉市扇ガ谷 亀ヶ谷坂切通
露伴「場所と言うのは重要だ、よく幽霊は人につくというが妖怪は場所につくというだろう」👇
☆転びそうになった泉京香を露伴が支えて一言
「坂というのはそういう場所のひとつだ、気を付けたほうがいい」👇
歩いた時の動画はこちらです、こちらは夏です👇
第5話 背中の正面
☆冒頭で泉京香( 飯豊まりえ)が信号待ちしているシーンは、東京都千代田区岩本町3丁目10付近の交差点👇
☆泉京香が 【平坂】という住所表示を見て入り込んだ小路は、恐らく上記の岩本町交差点の付近だろうかと思いグーグルマップで探してみたところ(日真 日馬男です・汗)、ここかだと思ったのが⇒JR神田駅北口のJR線のアンダー付近 日乃屋カレー 神田店(東京都千代田区鍛冶町2丁目11−16)の裏あたり👇
☆アンダーの入口に立った泉京香「あれ❔ 坂じゃない」❨高架下に坂があるかっちゅうの❩
👇 なかなかミステリアスな場所でした。
因みにこのアンダーに入ると横断歩道の音声案内である「通りゃんせ」も「かごめかごめ」も聞こえませんので安心して行ってみて下さい(笑) 時々聞こえるのは頭上を通るJR線のゴガーッという音だけです。 ただ夜に女性一人で行くのはちと・・・っていかないですよね。
☆泉京香(飯豊まりえ)が階段を下る途中で怪しげな乙雅三 ( 市川猿之助)を見つけ振り返ったところ =露伴が憑依された乙雅三(市川猿之助) を背負って下っていた階段⇒神奈川県横浜市中区1丁目・元町公園の西側にあるお馴染みの階段 額坂👇
👇以下4枚の写真の現場は全て上の地図の赤マーク付近です。
☆露伴が泉京香の背中に張り付いて歩いていたところ(妄想シーン)⇒亀ヶ谷坂切通(頻出につき写真略)
☆ 露伴が 乙雅三(市川猿之助) を背負って階段を降りるとき蟹走り(横走り?)をしたところ👇
☆露伴が 乙雅三 を背負って階段を降りるながら左手看板を背にして子連れの婦人に一言、「行け」と言ったところ👇
動画は👇(先に載せた動画と同じものです)
☆乙雅三(市川猿之助)が上っていた六壁坂の石段⇒千葉県安房郡鋸南町と富津市との境にある鋸山の石段 👇
☆乙雅三が怒りのあまりメロンを投げ捨てたところ⇒上に記載の階段を少し上がったところ👇
👇やや古いですが動画はこちらです。
☆ 乙雅三をおんぶした露伴が一息ついたところ⇒神奈川県横浜市中区山手町1丁目234-1付近の電話ボックス👇
☆露伴が乙雅三(市川猿之助)を背負いながら男の相手をしていたところ⇒ 東京都板橋区高島平1丁目1 蓮根歩道橋👇
☆泉京香が壁に寄りかかっている露伴に声をかけた高架橋の下⇒JR神田駅北口のJR線のアンダー付近 kitchen723(東京都千代田区鍛冶町2丁目11−17)の裏あたり👇
☆事が解決して一瞬暗闇が訪れたシーンの現場👇
☆露伴が倒れている泉京香を助け起こしに行ったところ、写真は露伴の目線で👇
☆エンディングで出てきた石段の写真⇒千葉県安房郡鋸南町と富津市との境に位置する鋸山の石段👇
第6話 六壁坂
☆露伴が訪れたら泉京香が先に来て待っていた旅館⇒山梨県南巨摩郡早川町赤沢186 大阪屋旅館
☆大郷楠宝子( 内田理央) が住む屋敷⇒静岡県熱海市昭和町4-2 起雲閣 ただ上記の大阪屋旅館も併せて使われていた感じもするので只今調査中です。
👆第五話「背中の正面」の最後にカーテンが揺れていたのは正面の建物かと。どこかでみた旅館だなあと思っていましたが、熱海ではド・メジャーな旅館で「花子とアン」でも登場してましたね。
☆露伴が何かを悟り、山を駆け抜けたあとたどり着いた石段⇒千葉県安房郡鋸南町と富津市との境に位置する鋸山の石段👇
👇やや古いですが動画はこちらです。
☆さらにいくつかの階段を上がりここに出ます→露伴が裏山の石段で少女に話しかけられたところ⇒ 鋸山の石段👇
👇やや古いですが動画はこちらです。
☆その後、露伴のスタンド(このドラマではギフトでしたね)により意識が戻った大郷桐子は母親とともにこの階段(先ほどその下で露伴が振り返った階段)を上がり帰っていきます。
👇やや古いですが動画はこちらです。
☆櫂を背負った京香を見つけ、露伴が降りてきた階段⇒鋸山の石段👇 地図上の位置は上の写真のところとほぼ一緒です。
☆その後、露伴と京香が降りて行った石段 =エンディングあたりで母・大郷楠宝子、娘・桐子、息子・櫂の3人が立っていた階段⇒鋸山の石段(入口付近)👇
※一応ご注意書再掲載👇
この石段の入口は規制されてましたが、(一応)貼り紙の会社に電話したら「そこは個人の責任でお願いします」とのことなので登ってみました。
写真では伝えられないかもですがかなり危ないので行かないほうが良いです(お前が言うなよと言われそうですが)。ホント危険です。
第6話「六壁坂」で子供が転んで頭を打つシーンがありましたが、まさにそうなる感じです。階段は苔と水分でつるつる滑ります。そしてすり減ってるんだか何だかわからないのですが、一段一段が下に向かって傾斜してるとこがあります、すってんころりんといってくれと言わんばかりに(笑)。
作中では普通に階段を走って登ったりしてましたが役者魂というか~あれはスゴイです。
虫よけスプレーのおかげで免れましたがやぶ蚊もたくさんです。
※まさに行かれる方は自己責任で。土砂崩れや落石も多そうですし、特に雨が降ったり止んだりの時期は危険度MAXです。
☆最後のシーンで泉京香が空の🍰箱をぷらぷらさせながら下っていたお馴染みの階段 額坂👇
今や横浜観光と言うとみなとみらいや赤レンガに中華街が定番ですが、昔のデートスポットと言えばこちら山手。上記定番コース、或いはマリン&ウォークやハンマーヘッドなどのニュースポットを征服した後はこちらの散策もぜひぜひどうぞ。
ここまで御覧いただきありがとうございました。
【今見るには】最新作第7話「ホットサマー・マーサ」と第8話「ジャンケン小僧」ほか岸辺露伴の実写版(2020年~2022年放映分)は只今アマゾンプライムビデオで見られます👇
Amazonプライムビデオ※スマホでホーム画面を上下に少しスクロールすると出てくる画面右下のサイドバーをクリックすると、ドラマがあいうえお別に分けられています。 PCでは作品名がホーム画面右のカテゴリーにあります。宜しければ他のドラマのロケ地もどぞ。
【視聴するには・・・】このドラマをVOD(動画配信サービス)でという方にはU-NEXTを紹介させていただきます。
👇見放題作品数No1と言われるU-NEXT、月額の基本料金は2.189円(税込)ですがドラマ・映画などの動画のみでなく、漫画や書籍、見放題の雑誌なども配信されています。
以下は番外、川崎工場夜景です。
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【番外写真】川崎臨海部・ド迫力の工場夜景 「ザ・ラン」で橋本陽馬が走っていた付近のものです。
※スマホでホーム画面を下に少しスクロールすると出てくるサイドバーをクリックすると、ドラマがあいうえお別に分けられています。 PCは作品がホーム画面右のカテゴリーにあります。宜しければ他のドラマのロケ地もどぞ。
主なロケ地への行き方
「ザ・ラン」「背中の正面」「六壁坂」の中に出て来る石段については以下ご参照ください
橋本陽馬が夜中に走っていた工場地帯 への行きかた JR川崎駅よりバス27分・徒歩12分
川崎駅前東口の(16番乗り場または17番乗り場)より【臨港バス・川03 浮島バスターミナル】行きバス乗車
「NUC川崎工業所前」下車
そのままバスの進行方向に100 m ほど歩くと信号機があります、信号機を渡り線路を渡って左折。
右方向の緩やかなカーブを曲がりそれに沿って1キロほど歩くと右手がロケ現場です。
冒頭で泉京香(飯豊まりえ)が信号待ちしているところ
都営新宿線・岩本町駅の A 6出口よりエレベーターで地上に出ます。
地上に出たら左方向へ
すぐの信号を進行方向に渡ると泉京香が【六壁坂】冒頭のシーンで泉京香が立っていた信号があります。
泉京香が 【平坂】という住所表示を見て入り込んだ小路
同じく 都営新宿線・岩本町駅の A 6出口よりエレベーターで地上に出ます。 地上に出たら左方向へ。
すぐの信号を右折方向に渡り、渡ったら右折、そのまま10メートルほど歩き斜め左方向に曲がります(一八通り)
200 m ほど歩くと線路の高架下にぶつかるのでそのまま線路横を50 M ちょい南下する(東京駅方面に歩く)と日乃屋カレー神田店があります。
その裏手がドラマ中で言う「平坂」入り口です。もちろん「平坂」の表示板はありませんです。
GW、夏休みや年末などに散策してみてください。
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