2024.2.13 スポーツ店の写真追加 (ロケ地 撮影場所)
古都鎌倉を舞台に姉妹四人とその周囲が織り成す日常の生活を描いたこの映画、「最後から二番目の恋」の姉妹版と言うと雑過ぎかもですが、ほっこりする物語ですね。映画の情景を思い出しながらロケ地をストーリー順に辿っていきましょう。
5、6年ほど前にロケ地のいくつかを回ったのですが、その時の写真が少しばかり見つかったので今更ですが蔵出しさせていただきました。
「最後から二番目の恋」のロケ地を回った時に撮ったものも多数あり、構図的にちょっとイマイチなものもありますが、お時間ある方よろしければ覗いてみてください…ロケ地巡りなどに使っていただければ幸いです。
こちらは完全版をもとにしたロケ地紹介です。因みに2023.6.3(土)にTVで放送されたとのことですが、20分ほどカットされて放送されていますのでこのサイトの写真を見て「こんなシーンあったかな??」となったら読み飛ばしてくださいませ。
▼作中のシーン👉そのシーンのロケ地👉地図👉現場画像 の順でストーリーに沿って紹介します。
【よく出て来る場所】
☆香田幸(三姉妹の長女・綾瀬はるか)、香田佳乃(次女・長澤まさみ)、香田千佳(三女・夏帆)が住む香田家⇒なのですが、ここスタッフさんの身内の方のお家だそうで㊙のようです。北鎌倉駅より徒歩10分、デザイン会社の隣です。住所などは上記の理由ですみませんが。。。
☆香田佳乃(長澤まさみ)が出てきた彼氏・藤井朋章( 坂口健太郎)のマンション👉 神奈川県横須賀市佐島3丁目11−26 佐島マリンハイツ👇
👆左下の□を押すと地図と航空図が入れ替わります。
☆佳乃(長澤まさみ)と千佳(夏帆)が父の葬儀に向かうために電車から降り立った「河鹿沢温泉駅(かじかざわおんせん)駅」👉栃木県日光市足尾町掛水6 わたらせ渓谷鐵道 足尾駅👇 1912年の大晦日に開業した駅だそうです(産経新聞より)。
👆佳乃と千佳の2人が降り立ったのは赤マークあたりだと思われます。ここで2人は浅野すず(三姉妹の異母妹・広瀬すず)に迎えられます。
行ったことあるのですが、「足尾駅」という名前の割に駅前は殺風景・・・、隣の「通洞駅」のほうが旧・足尾町の街に近いですね。
☆宿に向かう途中、すずが「少し登りますけど近道なんで・・・」と言って登り始めた山道👉栃木県日光市足尾町 庚申ダム付近の山道👇 エンドクレジットの栃木県フィルムコミッションより
👆右の山道ですね。
☆上記の次のシーンですずが「あそこです」と旅館を指さした橋の上👉岩手県花巻市 豊沢川の「鉛温泉 白糸の滝」付近に架かる橋👇
👆すずが指さしながら立っていたのは画像中央です。
☆佳乃と千佳の2人が泊まった、姉妹の父親が働いていた旅館👉岩手県花巻市鉛中平75−1 鉛温泉 藤三旅館👇 映画エンドクレジットより
旅館HP👇 宮沢賢治、田宮虎彦が愛した宿 だそうです。
☆4姉妹の父の葬儀が行われたところ👉宮城県伊具郡丸森町耕野小屋舘7−4 丸森町 耕野まちづくりセンター👇 エンドクレジットのせんだい・宮城フィルムコミッションより telで聞きました。
☆父の葬儀が行われたところの火葬場👉宮城県刈田郡七ヶ宿町横目山37 仙南地域広域行政事務組合七ケ宿斎苑👇 エンドクレジットの「せんだい・宮城フィルムコミッション」より
「ほら、煙」
「お父さんてけっこう幸せだったんだね、たくさんお別れに来てくれて」
☆火葬場の帰りに3姉妹が歩いていたらすずが写真を渡すため走ってきた道👉岩手県花巻市鉛中野付近の農道👇
👆三姉妹は向こうに向かって歩いていました、すると後ろからすずが走ってきて……
火葬場か旅館か展望台のある公園のどこか付近かと思いましたがここでしたね。花巻市観光課のホームページに大迫と花巻南温泉峡(鉛温泉ほか)でロケとの記載がありました。
☆すずが3姉妹を案内した、父との思い出の場所(高台)👉岩手県花巻市大迫町大迫第17地割👇
花巻市のHPにはこんな感じで出ていますが👆。詳細は以下をご覧ください👇
☆すずが3姉妹を見送りに来てくれた河鹿沢温泉駅はこのサイトの上に記載ある足尾駅です。
☆すずが転校してきた中学校👉神奈川県鎌倉市笹目町2−1 鎌倉市立御成中学校 エンドクレジットより👇
☆すずらがサッカーの練習後に居た海猫食堂👉神奈川県藤沢市江の島1丁目6−22 文佐食堂 エンドクレジットより👇
👆何度か訪れましたがなかなかタイミング合わないというかでこの日も「お休み」でした。
☆長女・幸が勤めている病院の外観👉静岡県富士市中之郷2500番地1 共立蒲原総合病院 エンドクレジットには3つ病院が出ていますが、外観はこちらですね。内観はちょっとわかりません・・・
☆次女・佳乃が彼(坂口健太郎)と居た海に面したカフェ👉神奈川県鎌倉市長谷2丁目8−11 麻心👇
☆佳乃とすずが遅刻しそうになり慌てて飛び出して来た路地👉神奈川県鎌倉市極楽寺2丁目2付近の路地👇
👆路地から出てきた突き当りには「続・最後から二番目の恋」で登場したカフェがありました。
その後2人はここから江ノ電・極楽寺駅まで走ります。
☆佳乃とすずが朝に居た駅👉神奈川県鎌倉市極楽寺3丁目7 江ノ島電鉄 極楽寺駅👇
☆その後に出てきた映像👉神奈川県鎌倉市坂ノ下3 御霊神社前の踏切👇
☆佳乃が彼氏(坂口健太郎)からの留守電を聞いていた屋上👉未だ捜索中です。
☆千佳(三女・夏帆)が勤めるSPorts MAX👉神奈川県藤沢市鵠沼石上1丁目3−1 関水スポーツ エンドクレジットより👇
☆すず達がサッカーの試合に行くときに通った落ち葉が舞う坂道⇒神奈川県鎌倉市梶原4丁目7 野村総合研究所跡に向かう路👇
👆ここ、前まで行って入るの止めたのであまり記憶にないのですが道を横切る高架橋が印象的ですね。私有地らしくストリートビューでは入口しか見られず・・・
☆すず達がサッカーの試合をしていたところ⇒おそらくですが埼玉県入間市中神 武蔵野音楽大学第1グラウンド👇 エンドクレジットから考えるとここしか出てこないです。
☆幸(綾瀬はるか)がポテトサラダに使うじゃがいもを買っていたところ⇒神奈川県鎌倉市由比ガ浜1丁目1−3 浜勇商店👇 エンドクレジットにもありますが、ここは目立ちますね。
☆椎名和也(幸の彼・堤真一)のマンションは捜索中です。掲示板情報などでは大船とのことですが・・・
☆すずと風太( 前田旺志郎)が金子美帆(三上紗弥)の家のしらす漁を手伝いに行き、船が戻ってくるのを待っていたところ⇒神奈川県鎌倉市腰越2丁目9付近の腰越漁港岸壁👇
☆すずらが水揚げなどの手伝いをしたところと、帰りがけに歩いていた路地⇒神奈川県鎌倉市腰越2丁目7−6 金子丸(茂左衛門丸)直売所👇
☆その帰りにすずらが自転車で走っていったところ⇒ 神奈川県鎌倉市腰越1丁目5付近国道134号線 東方向へ👇
☆家で障子の修復のあと4姉妹で砂浜に行き戯れていた波打ち際⇒バックに映りこむ江の島と小動岬の構図からしてこの辺りかと思うのですが、当て推量なので正確ではありません⇒神奈川県鎌倉市腰越1丁目1付近👇
☆佳乃が初外回りで上司の坂下美海(加瀬亮)と訪れた工場は捜索中です、エンドクレジットを潰していくと「日本テクノ総業」が残るのですが、どう見ても違う建物…移転かな!?
☆福田仙一(リリー・フランキー)が店主の山猫亭⇒神奈川県逗子市桜山8丁目3−22 Beach Muffin エンドクレジットより👇
👆しらすトースト 美味しいのかな!?
☆その後、すずと風太が歩いていた海沿いの道⇒神奈川県鎌倉市由比ガ浜4丁目 国道134号 海側の歩道👇 2人のバックに「由比ガ浜海水浴場開場100年碑」が映り込みます。
その後2人は砂浜に降りていますが、2人のバックに赤い屋根の「シードレスバー」が映っているので多分ここでしょう👇
☆上記の次のシーンで行った桜のトンネルのある坂道⇒ 静岡県沼津市足高 愛鷹広域公園とエンドクレジットにあり、地域新聞などいろいろググってみるとどうも赤マークの道らしいのですが、実際の写真などでは確認できず・・・👇
☆香田家祖母の七回忌が行われたお寺=二ノ宮さち子(海猫食堂の店主・風吹ジュン)の葬儀が行われたお寺⇒神奈川県鎌倉市極楽寺3丁目6−7 霊鷲山感応院極楽律寺👇
☆佳乃(長澤まさみ)と千佳(夏帆)が食材の買い出しに行くため歩いていた路⇒神奈川県鎌倉市御成町2付近の小路👇 エンドクレジットの下記スーパーより推察
👆2人は向こうからこちらへ歩いています。千佳(夏帆)が「ね、すき焼きだって。しゃぶしゃぶだって」と言いながら見ていたのは恐らく右手肉屋さんの看板かな。
☆佳乃(長澤まさみ)と千佳(夏帆)が食材の買い出しをしていたスーパー⇒神奈川県鎌倉市御成町4−3 DSニュー鎌万 エンドクレジットより👇
☆【推察】幸と佐々木都(三姉妹の母・大竹しのぶ)がお墓詣りに行くため登っていた道の中央に石段のある登り坂👉おそらくここかと、神奈川県鎌倉市極楽寺3丁目4 極楽寺 奥の院に上がる坂道👇
👆長年不明でしたが2024.2.10放送のブラタモリを見てここかなと。。。テレビ撮影だと普段見られないところに入れるので思わぬことからロケ地が判明しますね。
☆幸と佐々木都(三姉妹の母・大竹しのぶ)がお墓詣りのあと歩いていたところ👉 神奈川県鎌倉市極楽寺3丁目6−7 極楽寺境内👇
☆幸が梅酒を届け、改札の奥に消えゆく母の都を見つめていた駅は極楽寺駅(既出につき詳細略)
👇以前にアップしたものです。他の作品のタイトルがついてしまっていますが、この時の幸の動きとほぼ一緒です。
☆佳乃と課長が海猫食堂を訪問したあと並んで座っていた海辺の川に架かる橋⇒ 神奈川県鎌倉市材木座6丁目 材木座海岸👇
やるせない気持ちだったでしょう・・・明るく開放的なビーチの雰囲気と対照的な2人の気持ち。それでも坂下課長はさち子さん(風吹ジュン)の為に前を向きます。
☆幸が恋人の椎名和也のマンションからの帰りに電車待ちしていたホーム⇒記憶をもとに照らし合わせるとここしかありません 神奈川県鎌倉市由比ガ浜3丁目4 江ノ島電鉄・和田塚駅👇
☆幸が恋人の椎名和也と話していた海岸の階段⇒神奈川県鎌倉市稲村ガ崎2丁目付近の海に降りる石段👇
☆幸が椎名と別れたあと歩いていたところ⇒神奈川県鎌倉市極楽寺1丁目1付近の極楽坂切り通し 西へ向かって歩いています👇
☆花火の日に皆が会場へ向かって歩いていたところ⇒神奈川県鎌倉市七里ガ浜東2丁目2 行合橋に向かう道👇
☆のちのシーンで幸とすずが山に行くときに歩いていたのもこの道です。神奈川県鎌倉市極楽寺2丁目1付近👇
☆花火の帰りにすずと風太が話していた駅のホームのベンチは極楽寺駅のホームベンチです。
☆すずがサッカーの練習の帰り?に雨宿りしていたところ⇒神奈川県鎌倉市極楽寺2丁目2−2 導地蔵尊👇 すでにこの作品で何度か映っていますね。
☆幸とすずが叫んでいた山の頂上⇒恐らくですが神奈川県鎌倉市大町6丁目10-8 衣張山(きぬはりやま)👇
👆著作権の関係で画像載せられませんが赤マーク付近と思われます。
☆お葬式のあと4姉妹が居たラストシーンの砂浜⇒背景の建物から言ってここです 神奈川県鎌倉市稲村ガ崎3丁目付近の砂浜👇
海街diaryのロケ地紹介はこれで終わりです。また新たな写真が見つかり次第追加でアップさせていただきます。
吉田秋生作品は「BANANA FISH」「 吉祥天女」、「河よりも長くゆるやかに」など読んでいましたが、この作品はどの話とも少しテイストの違う、diaryというだけあって、人の死などはありますがそれ以外は特に起伏の無い日常の生活を淡々と、そしてほのぼのと描いた作品でした。
鎌倉のロケーションは美しいですが、「これが鎌倉だ」「これが湘南だ」というスポットを敢えて出さなかったがためにより日常感が現わされていたと言うか。。。姉妹が全員美しいのが唯一の非日常というか非現実かな。
姉妹の結束はかたく、親とは疎遠でもこんな姉妹なら人生楽しく過ごして行けそうですよね。見終わった後に清々しい清涼感の残る作品でした。
この辺りを舞台にした日常まったり系作品はたまにありますよね、名作「最後から二番目の恋」もそうですが「ツバキ文具店」、「彼女が死んじゃった」、「季節はずれの海岸物語」、事件とうたいながらそんなに大きな事件でもない「ビブリア古書堂の事件手帖」、ファンタジー系なら「真木栗ノ穴」「鎌倉物語」などなど。
どれもまったり観るには良いですね。
ここまで御覧いただきありがとうございました。
※スマホでホーム画面を上下に少しスクロールすると出てくる画面右下のサイドバーをクリックすると、ドラマがあいうえお別に分けられています。 PCでは作品名がホーム画面右のカテゴリーにあります。宜しければ他のドラマのロケ地もどぞ。
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